クレジットカード現金化を疑われたらどうする?!どうなる?!

クレジットカード現金化を疑われるという事態は、様々なリスクのなかでも絶対的に避けなければならないことです。
では、もしクレジットカード現金化を疑われた場合はどうなってしまうのでしょうか。
万が一のことに備えてそうなった時の処分や対処法について解説します。

クレジットカード現金化を疑われる原因と対処法

クレジットカード現金化という行為については、カード会社から規約違反と見なされる恐れがあります。
カード会社は不正利用や盗難を防ぐために24時間体制でカード利用の状況を監視しています。
そのため、換金性の高い商品を立て続けに購入したり、高額品の購入の場合には不正利用を疑って、カードの名義人に確認の電話がはいります。
その電話では、カード会社から「最近カードの紛失はしていないか」「どんな商品を購入してその目的は何か」など決済に関する詳細を確認されます。
ここでカード会社はあくまでも不正利用を疑っているわけで、自分から購入目的を告げる必要はありません。
また、もし「現金化が目的ですか?」と聞かれても正直に答えることはありません。
また、商品の詳細も確認されるため、現金化のために購入した商品の価格や商品名、点数などは聞かれても答えられるように確認しておきましょう。
そしてもしカード会社から現金化を疑って電話がかかってきても平気なように、その場面を想定してあらかじめ、購入目的などのシチュエーションを考えておくことも対策のひとつです。
クレジットカード現金化をカード会社に疑われた場合の対処法

クレジットカード現金化を疑われたりバレたらどうなる?

クレジットカード現金化をカード会社に疑われたりバレてしまった場合…、という想定はあまりしたくありませんが、その可能性はゼロではありません。
もしカード会社に現金化を疑われたりバレてしまった場合は、カードの利用停止や悪ければ強制解約になる可能性があります。
これは同時に信用情報に傷がつくことを意味しており、こうなると最悪です。
まず、信用情報についてしまった傷は最低でも5年、長ければ10年は消えません。
そして実際の生活上でも様々な場面で、主に経済活動や金融関係で制限がかかります。
具体的には各種ローンの審査に通らない可能性が高くなります。
そして、同じカード会社ではなくても新しいクレジットカードを発行することができなくなったり、金融機関での借入が難しくなります。
また現金化に使用したクレジットカードが使えなくなるだけではなく、別のカード会社のカードも利用停止になる場合があります。
そして、これは家族カードを使用して現金化をおこなっている場合には、その家族にも波及してしまう可能性があります。
このように、クレジットカード現金化を疑われた場合は、本人のみならず家族にまで多大なる被害が及ぶのです。

疑われる事態を引き起こさないために

ここでは、なにも現金化のリスクを強調したいわけではありません。
しかし、万が一に備えて現実を知っておくことも必要です。
カード会社から確認の電話が入ったときを想定してシミュレーションをしておくことも有効ですが、そもそもそうならないように現金化をおこなうことの方がもっと重要です。
そのためには、疑われるような商品の購入をしない(=換金性の高い商品を短期間で繰り返し購入しない)、または現金化の買取方式ではなくキャッシュバック方式を採用している業者を利用するなどの工夫が必要です。